何のため?
新しい髪型に挑戦したいから
パーマをかけなおしたいから
くせ毛を何とかしたいから
髪の色を変えてみたいから
色々と目的はありますよね。
考えてみたら自分自身をキレイにするために
髪に様々な変化を加えているんですね。
そんな変化の一つ
カラーについて今回からお話をしていきます。
私たちの髪の色は
メラニン色素の種類とその種類の量で決まります。
もともと髪に含まれる成分は
80%以上はタンパク質
10%以上は水分
4.5%はメラニン色素
1%以上は脂質
となっています。
僅か4.5%しか含まれていない部分に
カラー剤を使って髪全体の色を
変えてしまうんです。
よく考えたらすごいことではないですか?
パーマは髪全体の大部分を占めている
タンパク質に変化を与え
髪の形を変えるのですから
髪に与える影響、ダメージも大きいと考えられます。
一方
髪に4.5%しかない
メラニン色素に変化を与えて
髪全体の色を変えることは
髪に与える影響、ダメージは少ないと考えますか?
いいえ、反対です。
僅かな成分に働きかけて全体を変えるのですから
非常に大きなエネルギーで変化をさせていると
考えてください。
ここでいうエネルギーとは
カラー剤のことです。
あなたのその髪のダメージは
もしかしたら繰り返し行ってきた
カラーによるものかもしれません。
私たちが考えている以上に
カラーをするということは
髪にダメージをあたえていることが
想像していただけるでしょうか。
髪にダメージを与えてしまう
パーマや縮毛矯正をご自分で
したことはありますか?
なかなかいないと思います。
どうやって薬剤をつけて
どれくらい時間を置いたらいいかわからない
なにしろキレイにクルクル巻けないわ、
という方がほとんどです。
だからプロのいる美容院に行くんですよね。
けれど同じように
髪にダメージを与えてしまう
白髪染めを含めてカラーを
自分でされる方は
なんと多いことでしょう。
どうやって薬剤をつけたら
均等にキレイに染まるのか
どのくらい時間をおいたらキレイに染まるか
自分ではなにもわからないのに
そもそも髪の内側や後頭部なんて見えないのに
市販の説明書を見て
チャレンジしてしまうのです。
パーマをした後に
髪のダメージを最小限にするために
適切な処置を行っているのと同じように
ご自宅でのヘアケアをお伝えするのと同じように
カラーをした後にも
髪のダメージを最小限にするために
適切な処置が必要です。
そしてご自宅でのケアも必要です。
カラーによるダメージ対策を
適切にできるようになるために
次回からカラーについて
カラー剤についてお話をしていきたいと思います。
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