歳を重ねるといいことないの？

『歳をとってもいいことないわよね・・』と

初めてのご来店の方に言われ

「そーんなことないで・・す・・・・よ・・・」と

自分自身にあてはめ

尻つぼみの返答になってしまった嶋田です(-_-)

自分自身では体力の衰えの焦りに蓋をして、

毎朝鏡の前のたるんだ顔に

目を背けている自分に負い目を感じて、

その方の発言を強く否定できませんでした・・・(T_T)

周りからも日々のうっかりした行動を年齢のせいだと諦められ、

こだわりを経験に縛られていると表現されてしまったり、

目上として扱いにくいと感じさせてしまったりと、

自分の考える姿と

周りから見る姿とのギャップに戸惑うことも多くなります。

でも「いいことない」なんてことないですし、

毎日忙しくも楽しくすごしていますよね、わたしたち(*’ω’*)

そもそも20代の頃に20代の本当の良さに気付けていたかしら？

馬鹿みたいにはしゃぎ、笑い転げ、

連日の遊び疲れで肌荒れにも悩み、

なかなか決まらない進路に頭をかかえていました。

それでも・・・

今だから思う、「楽しかった！」すべてひっくるめてなかなかのものでした。

そもそも30代の頃に30代の本当の良さに気付けていたかしら？

子供を見守る人生と自身を楽しむ人生のバランスを模索しながら、

髪をふり乱し振り返る余裕もない毎日。

それでも不思議と楽しかった思い出ばかりに口元が緩む今。

今だから言える「なかなか頑張ったじゃん、わたし！」

今だから思える、髪をふり乱してでも前に進む姿こそ美しいって。

そもそも40代の頃に40代の本当の良さに気付けてきたかしら？

環境や容姿の変化を嫌わず、自分自身も変化をしてきたし

自分の楽しみは自分で決められるし。

正直、顔のたるみだって「くすっ」と笑うこともできたりする。

シワが増えた顔を笑いあえる人とだけ、

笑い皺が消えなくなるほどの時間を

ともにできる醍醐味を知れたなんて、最高！！

どの世代でも戸惑い傷ついた経験があるから、

どの人にどの一言を言ったら本当に傷つけてしまうのか、

わかることが増えてきたかもしれない。

言葉以外の読解力と判断力を

そっと隠し持つことができるようになったかもしれない。

目に見えるものだけでなく、

目に見えないものの価値を重視できるようになれたかもしれない。

「かもしれない」で自信はないけれど、まだまだこれからです。

それでもやっぱり、

若いっていいよねぇ、