皮膚の構造と角質

皮膚の構造を表面から見ると

「表皮」「真皮」「皮下組織」の

3つに構成されています。

 

この中でも表皮の表面にある角質層が、

日頃のお手入れに深く関係している箇所でもあるので、

今回は角質層について、説明をしていきます。

 

この角質層には、さまざまな働きがあるなか、

基本的な働きとして、

【皮膚を守るバリア】として存在しています。

 

おもに、紫外線や埃などの外的刺激から

肌を守るバリア機能があり、このバリア機能が

健やかな状態でないと、紫外線で赤くなったり、

紫外線かぶれを引き起こしやすくなります。

 

また、ホコリや花粉など、粒子が細かい物が刺激となり、

肌荒れや赤みといった、肌トラブルも起こしやすくなります。

 

さらに、汗と皮脂が混ざり合って出来る

皮脂膜(天然の保護膜とも言われています)があり、

この皮脂膜は、お肌の潤いを守る役割があるほか、

肌表面のphを正常な状態の弱酸性に

整えてくれる効果があります。

元々、肌本来の持っている優れた機能があるんですね。

 

肌表面を健やかに保つ為に、とても重要な角質層。

実は、角質層の厚さは、約0.01mm〜0.02mmと薄く、

場所によっても異なります。

頬は、10層であるのに対し、

手の拳は、50層と言われており、

平均的な厚さは、15層です。

お肌に変化が起きる原因は、

お顔の層は、平均よりも薄い事も原因のひとつ。

 

ちょっとした事で肌トラブルが起きてしまいます。

日頃から刺激を与えないように気をつけたいものです。

特に、クレンジング時や洗顔時は

優しく擦らずが理想といわれています。

 

  • いつもより乾燥する。
  • 肌荒れが起きてしまった。
  • 痒みがある。

 

などの肌トラブルが起きた場合は、

角質層のターンオーバーが

正常に行われていないのかもしれません。

 

もちろん、

寝不足や疲れ、

食生活などの生活習慣で起きる事もあるので、

一概には言えませんが、参考にしてみてください。

 

]]>
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!