50代からのパサついた髪とツヤがある髪の違いとは?【50代からの髪の基礎知識】

前回は皮膚の内側にある

毛根部のお話をしました。

毛根部は健康な髪を製造している

重要な部分です。

健康につくられた髪は

皮膚の外側へのびてゆきます。

 

今回はその外側の部分

毛幹部の構造についてのお話・・・

要するにいつも自分自身が

手に触れている髪の部分です。

 

一本の髪は平均して0.1ミリの太さです。

その一本が3つの構造に分かれています。

その3つがあなたの髪の状態をつくっていると

考えてください。

その3つは

➀キューティクル

②コルテックス

③メデュラ

その3つのうちのキューティクルは

よく耳にすると思いますが

一体どんな役割があって

どんな状態が良いのか

知っている人は少ないかもしれませんね。

 

まずは

*キューティクル*

ツヤツヤ、サラサラな髪は

キューティクルの状態で決まります!

 

――――キューティクルの特徴――――

・髪の表面を覆っている

・根元から毛先に向かって鱗状に

 6~8枚で重なり合っている

・ケラチンタンパクを主成分としている

・硬い反面、もろくて摩擦に弱い

 

⇒この特徴からわかることは?

 ➀髪の見た目はキューティクルの見た目

 ②一枚で覆われていないので内部とのつなぎ目も鱗の数だけ無数

 ③タンパク質が分解されると髪の状態が不安定になる

 ④乱暴な扱いはキューティクルを破壊する

 

―――キューティクルの役割―――

外側の刺激から毛髪内部を守り

毛髪内部のタンパク質や水分など

流出させないよう働き髪のツヤを作ります。

 

⇒この役割を正常に働かせるには?

➀髪の等電帯であるPh4.5~5.5の

酸性の状態を保ちキューティクルを髪表面に

密着させるべし!

②髪を引っ張るようなブラッシングはNG

優しく大事に扱うべし!

 

さてさて、写真右側はパサパサ髪。

キューティクルの形態が

ばらばらで表面から浮いた状態なのが

わかります。

左側はツヤツヤ髪。

規則的に鱗状に並んで表面に

密着していますね。これが健康な状態。

この状態だとツヤツヤ、サラサラです。

あなたのキューティクルはどちら?

 

今日のキーポイント

 

髪の表面のキューティクルはとても繊細です

そして髪の内部との出入口

とても大事です。

 

戸締り用心 

火(熱)の用心

 

気を引き締めることは

髪をひきしめること。

と似ています

 

次回は3つの構造の

残り2つの構造について。

 

髪の内部を覗きます。

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