雰囲気を明るくしたい
流行りのカラーをしてみたい
個性をアピールしたい
そんな理由から50代になると
とにかく白髪を目立たなくさせたい!と
白髪のためのカラーをする方がほとんどです。
伸びてきた髪の根元の白髪ばかり気にしてしまい
1ヶ月の中で気持ちよく過ごせる期間は1~2週間ほど。
美容室に行く前に我慢できずに
ホームカラーで応急処置をしてしまうこと
多くありませんか?
白髪染めで
【永久染毛剤*髪の内部に浸透し色を定着させるイメージ】を
短期間で繰り返し行うと
プロの美容師でも髪にダメージを与えてしまします。
それをご自分で行うと
髪の状態に合わせた薬剤の選択や放置時間が適切でないので
余計に髪にダメージを与えてしまいます。
その理由は↓
なぜ、白髪染めって髪を傷めるの?【50代からの髪の基礎知識】
今回はダメージが少なく
短期間で繰り返し染めても
比較的ダメージが少ないカラー、
【半永久染毛料*髪の表面に磁石の力で色を定着させるイメージ】
についてのお話です。
一般的にヘアマニキュアといわれるものです。
ヘアマニキュアはなぜダメージが少ないかというと
永久染毛剤と異なり
髪の内部に浸透・破壊することがないのです。
髪の表面は酸性でプラス(+)となっています。
そこへマイナス(‐)の電荷をもったヘアマニキュアの染料が
磁石の原理で結合します。
また
ヘアマニキュアの染料は分子量が大きいので
髪の表面に付いてもキューティクルの重なり部分から
髪の内部に浸透しません。
あくまでも表面に着色するのです。
なので
髪の内部に浸透・破壊することがないのです。
当然、髪の内部のメラニンには作用されないので
髪自体の色は変化しません。
メラニンのない白髪には
カラー剤の色がそのまま表れます。
爪のマニキュアも爪の表面にだけ
色が塗布されるのと同様、
髪の表面にだけ色が塗布されるのです。
また、
爪の表面がデコボコしたりコンディションが悪いと
マニキュアはキレイに塗れないですし、
剥がれやすいのと同様、
髪の表面、キューティクルが荒れていたり
コンディションが悪い、ダメージヘアだと
ヘアマニキュアもキレイに塗れないですし
色落ちもしやすいです。
髪のダメージが少ない
半永久染毛料=ヘアマニキュアでも
もともとの髪がダメージを受けていると
色もキレイに着色できないですし、
色落ちもしやすい。
結局、白髪を気にしなくてすむ期間も短くなってしまします。
そして我慢できずにホームカラーをして
更にダメージヘアに
なんて事のないよう
カラーをする前に
しっかりご自分の髪のコンディションを
整えてくださいね。
そして自分のなりたい髪
なりたい自分
優先したいことをじっくり考えて
プロの美容師さんに相談して
半永久染毛料=ヘアマニキュアにするか
永久染毛料=アルカリ剤ヘアカラーにするか
決断してください。
もちろんカラー自体をしないことも選択肢の一つです。
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