少し難しいように思いますが
一度知っておくと、あなたの生活の中で髪について
迷った時や不安になったときに
選択する道標になることと思います。
なんだかわからない!と思う方は
記事の最後のキーポイントだけでも
覚えていてくださいね。
今回は
《髪の特性①》
髪のPhは酸性です!
前回お話した4つの結合のうちの1つイオン結合が
しっかりしている状態は等電帯です。
この時、髪は4.5Ph~5.5Phであるといえます。
髪が酸性であると髪のキューティクルは、収れんし
キューティクルはしっかりと閉じられています。
一方、ダメージ毛やパーマ・カラーを
髪に浸透させる時は
髪がアルカリ性に傾き、髪のキューティクルは膨潤し
キューティクルが開いています。
髪が健康な条件のうちのひとつは
髪が酸性の状態!
ということなんですね。
※Phって何?
アルカリ性・酸性といった性質を測る
1から14までのものさし。
水素イオン(H+)の濃度が高いか低いかを表しています。
H+が多いと酸性
H+が少ないとアルカリ性
髪は水素イオンが多いので酸性であるといえます。
ちなみに
酸性の特徴
収れん=引き締まった状態
アルカリの特徴
膨潤=柔らかく緩んだ状態
これも大事です
今日のキーポイントは
-
髪は酸性の状態が健康である
-
アルカリの状態は傷んでいるとき
-
パーマやカラーをする時はアルカリ性にしている
です。
酸性アルカリ性なんて
中学生以来勉強していないわと
思いますよね。
でも、これって意外と私たちの身近なものなんです。
油汚れは酸性
水垢はアルカリ性
汚れを落としたいときはその汚れと
反対の性質の洗剤を使うといいんです。
これからの大掃除の楽にしてくれる考え方ですよ。
余談でした (笑
50代からの髪と肌を蘇らせる美容室&エステサロン Authen