という話を聞いたことはありますか?
では「パーマは髪が傷む」
という理由はきいたことはありますか?
今回から「パーマは髪が傷む」理由について
お話をしていきたいと思います。
まずは昨年の今頃、
「健康な髪の条件」をお伝えした際に
髪の4つの結合について説明しましたね。
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50代からの健康な髪の条件とは?【50代からの髪の基礎知識】
パーマをかける際の薬剤が
髪を傷める要因の一つなのです。
パーマ剤は髪をアルカリ性に傾け
髪の成分、タンパク質のシスチン結合を切断するのです。
そして再度、パーマ剤を使って
髪を健康な状態の酸性に傾け
髪の成分、タンパク質を再結合させるのです。
パーマをかけることは
板チョコレートを溶かしてハート形のチョコレートに
形を変えるイメージです。
パーマ液には
アルカリ性に傾けシスチン結合を切断させる
(板チョコレートを溶かす)1剤と
酸性に戻し、シスチン結合を復元させる
(ハート形のチョコレートに固める)2剤の
2種類があります。
〈パーマ1剤の成分〉
1剤には
➀アルカリ剤・・・髪をアルカリ性に傾けることで
髪を膨潤・軟化させて薬剤を髪に浸透させます。
②還元剤・・・・・髪のシスチンケ結合を切断させます。
この2つの成分が主に含まれています。
〈パーマ2剤の成分〉
2剤には
➀酸化剤・・・・・切れたシスチン結合を結合させます。
②㏗調整剤・・・・薬剤のPH値を一定にさせます。
この2つの成分が主に含まれています。
2剤を使用することで
- イオン結合
- シスチン結合
を健康な髪の状態に戻すはずなのですが
ここが不十分ですと
髪はアルカリ性に傾いたままで
膨潤・軟化した状態です。
すると髪のキューティクルも開いたままで
髪のタンパク質が流出してしまうのです。
それだけでなくパーマも固定されず
髪に強度低下、水分低下にもつながるのです。
髪を一度壊してしまうのですから
傷んでしまうのは当然ですよね。
「パーマは髪が傷む」という原因がお分かりいただけたでしょうか?
原因がわかれば改善方法もわかります。
髪を酸性に保ち
流出してしまう髪の成分を
補ってあげましょう。
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そもそもトリートメントって何なの?【50代からの髪の基礎知識】
少しでも髪の負担を減らしてあげる
ホームケアが大切です。
自分自身の行動を決めるために
自分自身で原因をしっかり知ることは
とても大切です。
今回もあなた自身の髪のことをもっともっと知ってくださいね。
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