なぜ、白髪染めって髪を傷めるの?【50代からの髪の基礎知識】

髪の色は自分のイメージを大きく変える

大きな要因の一つですよね。

 

20代や30代前半までは

オシャレな髪色にしたい!

流行りの○○カラーにしてみたい!

などでカラーをしていませんでしたか?

 

それが30代後半から

白髪が目立たないようにしながら

オシャレも楽しみたい!

 

そして50代からは

 白髪のとカラーの色の境を気にする毎日

 白髪中心のカラーになってしまっていませんか?

 

50代は白髪だけでなく

髪が細くなっていたり

ハリがなくなりボリュームが出なくなる年齢。

更には髪のダメージも蓄積されています。

 

そんな髪の悩みの中で、自分でできること。

それは白髪を染めること。

他の髪の変化も気になるけれど

髪を染めれば多少は若々しくいられる。

 

そんな風に思っていませんか?

 

じつはそのような考えで

カラーをすることは

髪を傷めハリを失わせ

更にはカラーをキレイに保てません。

 

傷んだ髪はパーマもストレートパーマも

思うようにかかりません。

そしてそのような髪は

更にカラーがキレイに染まりませんし

すぐにカラーが落ちてしまいます。

若々しくどころか

実年齢よりも年上にみせてしまう

負のスパイラルになっています。

 

カラーの仕組みを知って

キレイなカラーを保つようにしましょう。

 

前回はカラーの種類は

大きく3つあるとお伝えしました。

 

今回は最も一般的に美容室で多く使われているカラーの

【永久染毛剤*髪の内部に浸透し色を定着させるイメージ】について・・・

 

1剤と2剤を混ぜ

髪に刷毛で塗布します。

 

 

1剤は

 色味を出すための酸化染料

 アルカリ剤

 界面活性剤(界面活性剤の話はこちら↓)

美容製品の多くに使われている界面活性剤のはなし【50代からの髪の基礎知識】

が成分となっています。

 

2剤は

 過酸化水素

が成分となっています。

 

1剤と2剤を混ぜると

  • 浸透 
  • ブリーチ
  • 発色

の作用が起こります。

 

アルカリ剤の作用で

キューティクルが開き

 

界面活性剤の作用で

酸化染料が髪内部に浸透します。

 

次に過酸化水素の作用で

メラニンが分解され髪の色がブリーチ(分解)されます。

 

さらに過酸化水素の作用で

酸化染料同士結合して発色、内部にとどまります。

 

これが永久染毛剤の仕組みです。

 

 

髪の内部に浸透するので

1ヶ月から2ヶ月とからーのもちが良いのですが

アルカリ性に傾けキューティクルをひらかせるので

カラーの後もアルカリ性に傾いたままとなり

髪にダメージを与えます。

 

またキューティクルが開いたままだと

髪の成分のタンパク質が流出して

髪のパサつきの原因となるのです。

 

では髪のダメージを減らす方法は?

 

【50代からの髪の基礎知識】を

お読みいただいた方は

酸性、キューティクル、タンパク質・・・

そんな言葉が思い浮かんだかもしれませんね。

 

ではその答えを

次回お伝えいたします。

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