美容製品の多くに使われている界面活性剤のはなし【50代からの髪の基礎知識】

シャンプー、リンス、トリートメントの

役割についてお伝えしてきましたが

あなたのヘアケアはこれまでと

意識がかわってきましたか?

 

シャンプー、リンス、トリートメントには

異なる種類の界面活性剤の性質を利用して

汚れを剥がれ落したり髪の表面を整えたり

しているとお伝えしました。

この界面活性剤は私たちの日常生活の身近に

使われています。

あなたが使っているシャンプー

口紅、ファンデーション、洗剤はすべて

界面活性剤が使われています。

界面活性剤がなくなると

日常生活が成り立たなくなるかも・・⁉

今日はこの界面活性剤にいて簡単にお伝えします。

界面活性剤ってなに?

 界面活性剤は簡単にいうと

異なる性質の物質をうまくまとめたり

離したりする仲介役です。

シャンプー、リンスなどのヘア製品

ファンデーション、口紅、日焼け止めなどの化粧品

洗濯洗剤、柔軟剤、洗顔クリームなどの日常の洗剤

などなど・・・

文字通り製品や物質の働きを活性させたり

使用感をよくするためにも使われています。

 

界面活性剤の性質

  • 水に馴染みやすい部分と

 油に馴染みやすい部分をもっていて

 2つの異なる物質の境界部分に集まり

 その物質の性質に変化をもたらします。

  • 水に馴染みやすい部分が

 プラスイオンの界面活性剤と

 マイナスイオンの界面活性剤と

 プラスにもマイナスにも変化できる界面活性剤の

 3つの種類があります。

 

界面活性剤の働きの種類

【洗浄】シャンプー・洗顔料

油性の汚れに吸着し取去り水と共に流し去る

 

【乳化】乳液・クリーム

油性と水性の液体をムラなく混ぜ合わせる

 

【分散】ファンデーション

粒子を液体の中にムラなく均等に散らばらせて機能性を上げる

 

【浸透】洗濯洗剤

繊維と水を馴染みやすくする

 

【可溶化】化粧品

油性の成分を水性の液体に透明に混ぜ込ませる

 

他にも泡立ちをよくしたり

静電気をおこしにくくしたり

そうそう

サラダに使うマヨネーズ、これには

卵黄に含まれている天然の界面活性剤の

レシチンという物質の乳化作用で

油とお酢をキレイに混ぜ合わせています。

 

 

洗剤や化粧品、ヘアケア製品、食品、医薬品にも使われ

私たちの日常品の中には界面活性剤を使った

製品でいっぱいです。

 

界面活性剤がなくなると

私たちの生活が成り立たなくといっても

過言ではありませんよね。

 

今回は直接的に髪のことではありませんが

『私たちが使っているものに、ほんの少し意識をもつ』

ということを伝えたいと考えているので

シャンプーリンスから界面活性剤

そして化粧品や洗剤、食品につながっていること。

何にでもつながりを感じ、意識してほしいと思います・・・

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