50代以降の髪ケアって何から始めたらいいの?【50代からの髪の基礎知識】

これまで健康な髪を知ってもらうために

髪の自体のことを説明させてもらいました。

 

健康な髪を維持するために

あなた自身ができること、

それはホームケアです。

 

ホームケアの一番の要は

シャンプーとリンスです。

自分自身が毎日使っているものについて

どれだけ知っていますか?

この機会に是非興味を持ってみてください。

まずはシャンプーについて。

 

シャンプーの働き

シャンプーの一番の目的は

髪と頭皮の汚れを落とすこと。

髪の汚れは

 外因性の汚れ・・・埃、スタイリング剤など

 内因性の汚れ・・・汗、皮脂、フケ

これらの汚れは水にはなじみにくい、

油性のものが多くお湯で洗うだけではなかなか落ちません。

そこでシャンプーを使って汚れを落とすのです。

 

シャンプーの成分

汚れを落とす成分、界面活性剤だけでは

汚れとともに髪内部のタンパク質が流れでてしまったり

摩擦でキューティクルがはがれてしまい

髪がパサパサになり

傷めてしまうため髪を保護する成分なども

含まれています。

一般的なシャンプーには以下の

成分が含まれているのです。

 

 

界面活性剤

〈アニオン活性剤、両性界面活性剤〉

 洗浄作用、汚れを落とす

コンディショニング成分

〈ポリマー、カチオン界面活性剤、シリコーン等〉

 きしみをなくす、髪を保護する

増粘剤

〈セルロース、合成ポリマー、無機塩類〉

 シャンプーに粘度を出す

毛髪保護剤、湿潤剤

〈タンパク質誘導体、多価アルコール、多糖類等〉

 毛髪保護

香料、その他

〈香料剤、酸化防止剤等〉

 商品の特徴づけ

防腐剤

〈パラペン、安息香酸他〉

 商品の安定化、腐敗防止

 

日頃成分を気にしてみたことがありますか?

 

洗浄の仕組み

 ➀膨潤・浸透

  界面活性剤の親油性部分が汚れの表面に

  集まり、毛髪と汚れの付着力を弱めます

 ②乳化

  界面活性剤が汚れと毛髪・頭皮の隙間に入り込み

  汚れがはがれおちます

 ③再付着防止

  界面活性剤が汚れを包み込み一方で

  髪と頭皮表面にも付着し

  汚れが再びつかせないようにします

 

シャンプーをしないと・・・

 ・毛穴によごれが詰まり細毛や抜け毛の原因になる

 ・雑菌が繁殖し臭いの原因になる

 

どうですか?

毎日あたりまえにサッサと済ませていたシャンプーも

髪と頭皮の汚れをしっかりと落とすことに

意識して丁寧にシャンプーをしてください。

 

髪と頭皮の環境を整えてあげることが

これから先のあなたの髪の健康につながりますよ。

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