髪を傷めずにパーマをかける方法【50代からの髪の基礎知識】

前回はパーマが傷む理由をお話ししました。

板チョコを溶かして(1剤)

ハートの形に固める(2剤)

イメージで髪の形を変える、

思い出して見てくださいね♬

(前回のお話はこちら↓)

パーマをかけると髪が傷む理由【50代からの髪の基礎知識】

 

では、「パーマはかけることができないのか?」

 

もちろんかけないほうが髪のダメ―ジを受ける確率は

大きく減りますが、

柔らかい雰囲気を出すため

髪のボリュームを出すため

などパーマをかけるメリットも多くあります。

 

そんなときは

パーマによるダメージをすくなくするポイントがあります。

 

➀パーマをかける前に髪の状態を整える

 パーマは髪の内部に作用する仕組みなので

 パーマ液の入り口、キューティクルとパーマ液の

 通り道CMCと(CMCについてはこちら↓)

髪ってどんな構造なの?~50代からの髪をキレイに保つための基礎知識~【50代からの髪の基礎知識】

 髪を満たしているタンパク質の成分

 コルテックスの状態を整えるのです。

 

②1剤の選定と扱い

 あなたの髪の性質にあった1剤の種類を選びます。

 1剤を塗布するときは髪に余計な負担をかけないように

 強く引っ張たり必要以上に長時間1剤をつけたままに

しないようにします。

 

③2剤の選定と扱い

 髪の状態に合わせた2剤の種類を選びます。

 2剤でしっかりと髪の結合、シスチン結合を戻します。

 

④パーマをかけた後に髪の状態を整える

 髪に残った薬剤をしっかりと取り除きます.

 パーマかけることで流出したコルテックスやCMC 、

キューティクルを再度整えます。

 髪のPH値を健康な髪の状態、酸性に戻します。

 PH値を戻すとしイオン結合を再結合冷ます。

 最後に髪を髪を乾かして水素結合も再結合させます。

 

 これで髪は健康な髪の状態に限りなく戻せます!!

 

⑤ホームケア

 これまでは私達美容室でのポイントでしたが

 ここからはあなた自身のポイントになります!

 

 ご自宅でも髪の状態に合わせてヘアケアの種類を選んでくださいね。

 髪の状態を酸性に保つためのシャンプーリンスを使用してください。

 せっかく美容室で髪の状態を戻しても再度髪を

 アルカリ性にしてしまうと髪の成分が流出して

パーマのもちにも影響が及んでしまいます。

 

負担をかけた状態の自分の髪をどうか

優しく扱ってあげてください。

扱ったように扱ったものは変化してしまいますよ。

 

いつも乱暴に話しかける相手は

あなたに優しく話しかけてきますか?

雑に扱ったものはそれなりに。

大事に扱ったものは

時に想像以上に自分に帰ってきます。

 

想像以上のキレイな髪があなたのもとに

帰ってきますように・・・

 

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