理想の髪型を手に入れるために必要なこと〜50代からの髪の基礎知識〜

 

 

前回までは、

「年齢とともに変化する髪質をキレイにたもつ秘訣」や
「パーマ・カラー・ストレート等の基礎知識」を
お送りしてまいりました。

今回は「毛髪の構造や成分」について
簡単にお伝えしていきます。

ちょっと専門的な感じに聞こえますが
とっても大切なことなので
最後まで飛ばさずにお読みいただければと思います。

今回の内容を理解して
あとはシンプルにケアケアするだけで
健康な髪質は手に入れられます。

また、髪が健康になれば
夏の紫外線も怖くありませんので
ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

毛髪の構造

 

毛髪の構造は3層に分かれていて、

表面から

●キューティクル
●コルテックス
●メデュラ

となっています。

 

 

内部の80%を占めるコルテックス

 

中間層のコルテックスは、

髪の内部を形作る組織で
とても重要な役割をもっています。

そのコルテックスの構造を
さらに分解すると…

1 フィブリル
2 マトリックス
3 細胞膜複合体(CMC)
4 メラニン

という構成になっています。

このコルテックスの構造を
人間の身体で例えると…

1 フィブリル=骨格
2 マトリックス=お肉
3 細胞膜複合体=血管
4 メラニン=肌の色

このようにイメージしていただくと
わかりやすいかもしれません。

 

艶と弾力のもと「マトリックス」

②のマトリックスは、

ケラチンというたんぱく質で作られていて
①のフィブリルの間を埋める役目をします。

また、②マトリックスは
間充物質とも呼ばれています。

この間充物質がなくなってしまうと
髪のツヤと潤いがなくなり、

痛みやボリュームダウンの
原因になってしまいます。

また、この間充物質が少なくなってしまうと
髪がスカスカな状態になってしまい
髪のツヤが損なわれてしまします。

そしてこの間充物質はパーマやカラー剤が
作用する大切なものなので、

スカスカに少なくなってしまうと

「パーマ液やカラー剤が反応しない

となってしまうことになります。

つまり、パーマがきれいにかからなかったり
カラーがきれいに染まらなかったり、

すぐにパーマが取れる原因や
カラーの色が落ちてしまう原因に
なってしまうのです。

そして何より髪にハリ、艶、コシが
なくなってしまうので、

パサつきの原因にもなり
健康な髪質ではなくなってしまうのです。

以前もお伝えした通り
一度痛んでしまった髪の毛は元には戻りません。

年齢とともに変化する髪をキレイにたもつ秘訣とは?~50代からの髪の基礎知識~

特に、ご新規のお客様からよく耳にするのは

「自分では髪の毛が痛んでいるとは思っていない」

ということです。

つまり、本人自身の髪が傷んでいるにもかかわらず

「自分の髪はそこまで傷んでいない」

と、勘違いしてしまうのです。

理想の髪型やボリューム感、そして髪のツヤが
なぜ実現でないのか?

ということを、根本から理解して
髪のケアをするのも大切です。

「思ったような髪型になれていない…」

という場合には、今日お話ししたことが
当てはまっていることがとても多いです。

今回の内容で気になったことや
分からないことがあった場合には、

ぜひ、信頼できる美容室で
聞いてみてください。

50代以降、60代、70代、80代の加齢髪をきれいにする唯一の方法~50代からの髪の基礎知識〜

50代からの髪と肌を蘇らせる美容室&エステサロン
Authen(オーセン)

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