年齢と共にどうして白髪になるの?〜50代からの髪の基礎知識〜

 

前回は毛髪の構造や成分について
お伝えしました。


理想の髪型を手に入れるために必要なこと〜50代からの髪の基礎知識〜 


今回は、多くの方が悩ませれている 
「白髪」について
簡単にお伝えしたいと思います。



そもそも「白髪って何?」って
思う方も多いのではないでしょうか?


白髪というのは見ての通り
漢字で書くと「白」「髪」と書くので
白髪の色は「白い」と思う方が多いです。


しかし、白髪の色というのは
実は「白色」ではありません。


実際の白髪の色は『無色透明』なのです。




さらに白髪に限らず毛髪の色というのは
もともとは、すべて「無色透明」なのです。


一般的に日本人の髪の色は、

「もともと黒色をしている」

と、思われていることが多いです。


ですが実際には、

毛髪は無色透明なので
その無色透明の状態に色がつくことによって
髪は黒く見えているだけなのです。



そして、この無色透明の髪に
黒色を与えている原因となるのが、

「メラニン色素」
というものになります。


この「メラニン色素」を取り込むことで
無色透明だった毛髪の色が
黒く見えるようになるのです。


また、

この黒髪が白髪になる
原因というのは、

これといった特定の要素が原因で
起こる現象ではありません。


黒髪が白髪になる現象というは
不特定多数の要素によって起こる
現象なのです。


そして、一般的に白髪は
「突然変異的な現象」と思われていることが
多いですが、

そうではなく、そもそも、

「黒くなることが突然変異的な現象」

なのです。


どういうことかと言うと、

① 毛髪はもともと無色透明の状態から
② メラニン色素によって黒く見えるようになり
③ 不特定多数の要素が原因で
④ もとの無色透明の状態に戻っている

ということなのです。





つまり「白髪こそ本来の状態」
ということなのです。



 

目次

なぜ白髪は透明なのに白色に見えるの?

 

と、思われる方も多いのではないでしょうか?


その答えを「雪」に例えて考えてみましょう。


雪はよく見ると、色が無い
「無色透明」ですよね。


まず、その無色透明の小さな結晶が
集まったり、積もったり、
重なり合うことで光の屈折が生じます。

そしてその光の屈折加減によって
雪は白く見えるのです。


実は、白髪もこの雪が
白く見える原理と同じで、

「白く見えているだけ」



なのです。


「白髪の色は無色透明」ということを
覚えておいてください。




白髪は抜くと増える!

 



という話を聞いたことがある方は
多いのではないでしょうか?

しかし、実際にはそんな科学的根拠は
ありません。


ただし、抜くときに強い力が加わることで
毛根にダメージを与え、

髪の成長サイクルに悪影響を
及ぼす場合があります。


その成長サイクルが
狂ってしまうことで、

髪の毛が生えてこなくなることもあるので
抜くのは絶対に避けましょう。




また、白髪は「染める」だけが
選択肢ではありません。


白髪の量や気になる度合いなどを
担当してくれる美容師さんに相談することで、

髪のコンディションや状況に合わせて
色々とアドバイスをもらうことができます。


50 代以降、60 代、70 代、80 代と
年齢とともに変化する髪質を、

キレイに維持管理するためには
しっかりと髪質に合ったベストなケアを
していきましょう。


50 代からの髪と肌を蘇らせる美容室&エステサロン
Authen(オーセン)

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