加齢による薄毛、細い髪になる理由【50代からの髪の基礎知識】

前回は髪の3つの構造のひとつ

キューティクルについてお話ししました。

髪の表面のキューティクルが規則的で整っていると

あなたの髪はツヤツヤです。

今回は髪の中心

メデュラと

髪の内部を占める

コルテックスについてです。

まずは

*メデュラ*

毛髪の芯にある未知の働きのメデュラ!

――――メデュラの特徴――――

・毛髪の芯にある

・網目状の多孔質構造(段ボールの内部を想像してください)

・柔らかいタンパク質の集まり

 

――――メデュラの役割――――

メデュラの働きは

まだまだ解明されていないことが多く

一般的に太い髪には存在し

細い髪や赤ちゃんの毛には存在しないということが

わかっています。

 

*コルテックス*

髪を弾力あるしなやかさを作るコルテックス!

――――コルテックスの特徴――――

・髪の80%以上を占め

繊維状のケラチンタンパク質の集合体としている

・コルテックスには

 ➀フィブリル(髪の骨組み)

 ②メラニン色素(髪の色を決める)

 ③マトリックス(しなやかさを作る)

の3つで構成されている。

・コルテックス一つ一つは細胞膜複合体(CMC)

で囲まれている

 

⇒この特徴からわかることは?

・髪の大部分を占めコルテックス構造も複数の為

 次回に続く!!

 

今日のキーポイントは

髪の内部の構造として

  • 髪の芯にある未知の働きのメデュラ
  • 髪の内部のほとんどを占め

しなやかさを作るたんぱく質の塊コルテックス

があるということを知っておいてくださいね。

 

そしてコルテックスには髪の重要な特徴があるということを

次回お話ししていきます。

その前に少しだけ・・・

カラーやパーマはこのコルテックスに働きかけて行うものです。

髪がパサついたり細くなったりするのもコルテックスに関係します。

理由を知りたい方は

次回をお楽しみに。

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